買い占め行動の影響について単純計算してみた。
イメージの湧き易い資料だったので。ソースはここ。
http://ow.ly/i/9cxt/original
個々人で信頼性の判断はどうぞ。感覚的に大体正しいと思うけど。
- 買い占めに走った人間の数を仮定 : 10万人
※単純化の為東京近郊100人に1人,40世帯程度に1世帯と仮定
- 買い占め(既に家にそれなりの備蓄があり本来急ぐ必要の無い前提)時の購入量
- 米20kg(おばちゃんらは結構頑張りそうなので)
- ガスボンベ12本(6本入り2セットとか)
- パン4斤(日持ちしないので)
- ガソリン50L(軽自動車/普通車平均で多めに算出)
- トイレットペーパー 12ロール*2つ
- 電池16個(特に単一/単三を分けない)
- 被災者数の仮定 : 50万人
- 機会損失量
- おにぎり : 一人96個=毎食2個で2.5週間
- ガスボンベ : 現地で暖かい食事を1日に1回3週間強
- パン 朝2食分位
- ガソリン500万L→けが人200万人分(被災者を全員4回搬送可)
- トイレットペーパー 一日3回としても5ヶ月
- ラジオや懐中電灯は最低限に留めれば1ヶ月いけそう
- 印象と注意点
- 実際には流通の問題等もあるのでこちらが節約したから
向こうに流通するとか単純な物ではないけど、イメージとして。
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- たった3週間と思うかも知れないけど、ライフラインが仮でも
復旧するまでの時間稼ぎ(これは数週間かも知れないし数ヶ月かも知れない)
と言う意味での3週間は大きい。
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- 不安を煽れば煽る程、上記の「買い占めに走る人」の割合は増え、
1%「買い占め」が増える毎に上記の機会が失われて行く可能性がある。
※但し買い占めの量にも限界があるし供給能力は十分あるとの事なので、
その前提に立つと機会損失は1ヶ月単位で大きくなるような事にはならない。
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- むしろ供給能力と言う意味ではガソリンが問題な気がする。