メモリ増設タイミングの比較

Macbookのメモリが足らないっぽくてVMWAREの挙動がいやんな感じなので、
メモリで苦労したくないので最終的には8GBまで付け足す暴挙にでようと思った。
現状は1Gの2枚挿しで2G。スロットは2つしかない。挿し替えたメモリは転売等はしない物とする。


各コストの計算

総額を CostXとする。 Xは購入パターン。

  • Cost(1) 2Gバイトを今1枚買って4Gバイトを後で2枚買う
  • Cost(2) 2Gバイトを今2枚買って4Gバイトを後で2枚買う
  • Cost(3) 4Gを今1枚買って後でもう1枚買い足す
  • Cost(4) 4Gを今2枚買う

とどうでも良い事を考えて見る。

時間軸をT、GBYTE数をXとして、 ある時間におけるあるギガ数のメモリ価格を
Mem(X,T)とする。

今をT0、将来の時間をT1とすれば、それぞれの単価は
Mem(T0,2) Mem(T0,4) Mem(T1,2) Mem(T1,4)となる。

ここでそれぞれのパターンの価格を算出すると、

  • 1. Cost(1)=Mem(T0,2)+2*Mem(T1,4)
  • 2. Cost(2)=2*Mem(T0,2)+2*Mem(T1,4)
  • 3. Cost(3)=Mem(T0,4)+Mem(T1,4)
  • 4. Cost(4)=2*Mem(T0,4)

価格には Mem(T0,2) Mem(T0,4) Mem(T1,2) Mem(T1,4) の4種類が存在するが、はじめ二つは既出の値で、残り二つは未知数である。

ここで仮に現在のメモリ価格を価格.comで得られる最安値+1000(4Gは+2000)で規定すると、

  • Mem(T0,2)=6000
  • Mem(T0,4)=17000

これを上記に当てはめる

  • 1'. Cost(1)= 6000+2*Mem(T1,4)
  • 2'. Cost(2)=12000+2*Mem(T1,4)
  • 3'. Cost(3)=17000+Mem(T1,4)
  • 4'. Cost(4)=34000

ここで、CostXは値によってその価値が等価ではない(早めの段階で沢山メモリを積むメリットがあるため)事に注意しつつ、それぞれの価値を比較する

なお、一般的に言うと、十分に時間が経った場合 Mem(T1,4)

各パターンの価格比較

3と1(初回5Gと初回3Gの差)
Cost(3)-Cost(1)=11000-Mem(T1,4)

メモリ量がかなり差が付くが、将来のメモリの価格(仮に1年後の価格を8500円、現在の半額としても、差額2500円)を考えても、価格的にはトントン。最終増設までの価値、と言う視点で言うと4Gメモリを買った方がお得の可能性が強い。


3と2 (初回5Gと初回4Gの差)
Cost(3)-Cost(2)=5000-Mem(T1,4)
将来の4Gメモリの価格が5000円以上なら、初回5Gで4Gを買った方がむしろ有利と言う事になる。
当面は5000円を切る事は無いので、価格的にも容量的にも4Gを買った方が得。


4と3(初回MAX8Gと初回5Gの差)
Cost(4)-Cost(3)=17000-Mem(T1,4)

将来メモリ価格が半額の8500円とすると、最終増設までの間の3G分に8500円払う事になる。
微妙なラインなので、思い切りの判断が必要。


総括

以上を比較すると、3(初回4Gメモリ1枚増設)が最もお買い得ラインなのが見て取れる。
但し、メモリは2枚挿で初めて動作するものもあるので、2枚挿前提だと今までの俺の計算は無駄。
あと実際にはメモリ価格は上がる事もあるし、バルクで2枚セットとかだとえらい安かったりする。

適当に考える事は考えたので、4Gバイト買っちゃえって事で買ってくる。